映画『グリーン・ゾーン』を観る
イラクで隠された大量破壊兵器を追うロイ・ミラーと彼の部隊。だが上層部から伝えられる情報はなぜかいつも間違っており、作戦会議でそれを問いただしても将軍は「黙って従え」とにべもない。そんなとき、ミラーの部隊へ一人の民間人がやってくる。フレディというその男は「フセインの一味を見つけた」という。危険なのに意味のない出動に憤りを感じていたミラーは、副官と衝突してまでフレディのいう民家へ向かう……。
マット・デイモンと、ポール・グリーングラスという『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』コンビの新作。『ボーン』シリーズは大好きな映画なので、今回もかなり期待して見に行きました。
だけど、あの2作よりも正直……という出来ばえ。
大量破壊兵器が見つからないことに疑問を感じる軍人が、真相を知るイラクの将軍を見つけるために、味方を敵に回してまで奔走する、という基本ラインははっきりしているのに、なんだか迷走している印象が残るのは、話を複雑に広げすぎたからですかね。CIAとか女性記者とかすっぱり切るとどうなるんでしょう。
ただ、この脚本家はあの傑作『L.A.コンフィデンシャル』の人だからなあ……なんて考えながら、脚本のブライアン・ヘルゲランドが脚本を手がけたその他の作品を見ると、『陰謀のセオリー』『サブウェイ123』『ダレン・シャン』という“素晴らしい”作品の数々が(笑)。もしかして、当たり外れの多い人なんですか?
『L.A.コンフィデンシャル』はいい映画ですよね。
「まさかキム・ベイジンガーがオスカーを獲る日が来るとは」とこの映画を観るたびにいつも思います。そういう意味では、観るたびに「まさかジェニファー・コネリーがオスカーを獲る日が来るとは」と思う『ビューティフル・マインド』に共通するものがあります。
どちらもラッセル・クロウ絡みですね。
さすが、リドリー・スコットに「このセリフはよくないが、オレは世界で最高の役者だから、聞こえのいいようにしてやるよ」と言い放った(この記事参照)だけのことはあります。
そんな名演技がBlu-rayになってました(笑)
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