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「グローブトロッター」を買う

Globetrotter2

 旅行バッグに悩んでいる。

 旅行バッグを持っていないわけではない。二泊くらいの国内出張ならマチの広がるトュミがあるし、一週間を超える家族旅行用にはリモアがある(リモアはこの日記の写真に写っている)。
 問題は四泊くらいの出張へ持って行くバッグだった。トュミでは小さすぎて、でもリモアでは大げさ過ぎる、そんな出張に持って行くバッグがない。
 どうしようかと悩み続けて数年。結論を出す前に、四泊六日の海外出張へいくことになってしまった。
 時間もないことだし、機内持ち込みができるトローリーバッグを買うことにする。
 何にするか。
 ここは昔から欲しかったグローブトロッターしかないでしょう(冷静に考えれば「しかない」わけはないんだけど)。

 さて、買うとなると一番大きな問題はサイズ。18にするか、21にするか。
 大きさは21のほうが一回り大きい。一方、18は国内線でも機内持ち込みができる。
 ところが、この点をデパートの店員に確認すると、最近の国内線は21でも機内へ持ち込めるらしい。店員曰く「プロペラ機とかじゃなければ大丈夫です」。
 そうなると、21は機内持ち込みができないから18で、という論法が通じなくなる(誰に対する論法かはさておき)。

 そこで、「あなたならどちらを買います?」と店員に聞いてみた。

「僕なら21ですね。出張で仕事道具はビジネスバッグに入れて着替えだけを詰めるなら18でもいいでしょうが、個人の旅行にも使うかもしれないと考えたら21が安心です」

 言われてみると、説得力がある。ネットの書き込みをみても、21を勧めるコメントが多い。というわけで、21を購入することにした。

 だが、実際に使ってみると──ここで書いているほかの買い物と同じように──うまくは進まなかった。

 今回の出張はビジネスクラスを使ったので機内持ち込みは二個までOK。グローブトロッターを持ち込んでも問題ないはずだった。だが搭乗手続きのカウンターで「重さを量らせてください」。
 なんと今回利用したシンガポール航空の場合、機内に持ち込める荷物は7キロまでだという(HPにきちんと書いてあった。ほかのエアラインはどうなんだろう)。
 で、量ってみたら9kg弱。結局、荷物は預けることになった。

 今回、それほど詰め込んだ思いはない。つまり、21の場合、ある程度詰め込むと機内持ち込みはできない、ということになる。

 次回は、きちんと重さを量ってから出かけることにしよう(そのためには秤を買わないといけないけれど)。

──なんて考えながら成田を出発したのだが、帰りはおみやげなどを詰め込んだので、結局、行きよりも重くなってしまった。結論としては、グローブトロッターの21を機内に持ち込みむのは事実上無理だということになる。

 やっぱり18にすればよかったか。でも、18の場合、今度は容量の問題が出てくる。ビジネスバッグとトローリー、という組み合わせの場合、4泊6日の荷物は21でもぎりぎりという印象だった。

 なら、21と組み合わせるビジネスバッグで調整する、という手がある。荷物の総重量が11kgだとして、今回の配分が9kg、2kgだとしたら、それを7kg、4kgにすればいいわけだ。
 そう考えると、今回の失敗は薄めのハンティングワールドを持って行った点だった(まあ、グローブトロッターがあるから薄めのバッグにしたのだけど)。最初からトュミと組み合わせればよかった(ただしトュミはストラップの部分が破れているなど、かなりトウがたっている)。

 とはいえ、これは手荷物が二つ許されるビジネスクラス出張じゃないと通用しない手法。

 エコノミーの場合は、荷物を減らして、さらに本当に薄い(手荷物じゃないとCAのお目こぼしを受けられるような)バッグを持っていくことになる。グローブトロッターに7kg、薄手のバッグに1kg。

 つまり出張の達人を目指すには、荷物がたくさん入るビジネスバッグ(破れたトュミを持って仕事場にやってくる人間が相手から高く評価される可能性はあんまり高くない)と、薄手のバッグ二つを入手しないといけない、ということらしい。

 また、出費がかさむなあ。と言いながら、心の中では「何にしようか」とニヤニヤ。で、エコノミー用の薄手のバッグにとりあえず選んだのはagnes b. VOYAGEのショルダーでした(その日記はこちらです)。

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